いよいよ苗圃場の工事が始まります!
この土地は元々田んぼで米農業で使っていた土地ですが、1971年頃から本格的に施工された減反政策を受け、この田んぼは休眠地としていました。
この減反政策は2018年に廃止されましたが、もう米農業としては使わないため他の田んぼで作っているお米のもみ殻を撒き埋め立ててしまっていました。
そのため、この地を掘ると田んぼとしての保水性の高い土の中に大量の水が溜まっている状態になっていました。
田んぼの周りは土手状で排水する場所も埋まっているため水の逃げ場がなく、溜まった雨水によって土壌が酸欠になり腐敗臭がする状態でした。このままだと植物を育てることはできない。。
庭師の先輩方に現場に入ってもらい、一部天地返しをして土ともみ殻をよく混ぜ合わせ数日間天日干しにしたところ土質が良くなりました
あとは土地全体の排水をつくることでバッチリ!、、ということでとても安堵しました。
そしていよいよ本格的に工事開始!
天候が悪い中、庭師且つ私のお師匠のこばさんと、助っ人に同じく庭師のすーさんとじゅんさんが駆けつけてくれて工事が始まりました。
まずはレベルを測り、通路と畝(うね)をつくる場所を決めます。
そしてユンボで排水のための勾配をとりながら掘削していきます。するとどんどん水が湧き出てくる!
この土地は周りが用水路である堀に囲まれているため四方に排水ができるのがありがたい。
畝の完成後がこちら!一日で一気に大変身!もみがらと上手く混ざり合っていていい感じです。
ユンボさんの仕事は終わったため初日終了後におさらば。ありがとう。いつか免許をとって今度は私が乗るからね。。
雨の中、先輩たちもびしょびしょになりながらありがとうございました。
2日目に続く☆